車内での動作確認

本日は、当工房オリジナルの「流れるウインカーリレーユニット」についてご紹介します。
 
当工房では流れるウインカー仕様テールを施工し始めた5年程前から、リレー機については国産品を取り扱いしてきました。
輸入品と比較するとどうしても価格が高くなってしまいますが、細かい部分(特に制御プログラムのきめ細かさ)についての信頼性は、やはり日本製が安心です。
 
以前は、国内の電子機器製造会社に製作をお願いしておりましたが、ここ数年でリレー機価格の相場が下がってきていた為、価格の面で合わなくなってきておりました。
 
そこで2年程前から、当工房に加工をご依頼頂いていたお客様限定で、自社開発の流れるウインカーリレー機を製作・販売させて頂いておりました。
 
これまで、改良を加えながら十数種類のタイプの異なるリレー機を製作してきましたが、今回ご紹介するのはその最新バージョンとなり、当工房ご利用のお客様より特に反響の良かったものになります。↓↓
イメージ 1
 
基本機能は一般的なリレー機と大差はなく標準機能としては以下の通りです。
  ・10ポート(片側5ポート)
  ・プログラムモード(点灯パターン:7パターン[無段階速度調整])
  ・オートデモモード
  ・ノーマルモード(純正同期モード)
  ・ウインカーポジション機能
  ・ウインカー信号延滞回路内蔵
  ・設定値メモリー機能
 
上記以外で当工房リレー機の特徴としては
  1.点灯状態確認用インジケーター搭載(ウインカー点灯状態確認・ウインカーポジション照度確認&調整)
  2.ウインカーポジション照度無段階調整機能
  3.1ポート最大1A(1000mA)
 
となります。
 
特に(1.)のインジケーターについては、ご注文頂いたお客様から特に喜んで頂ける機能で、本体ユニットを車内に設置した状態で、各種点灯状態が確認できるというものです。
 
(2.)については、以前は明るさ選択式で製作していましたが、爆光仕様のウインカーを製作する際に、それまでの一番暗い設定でも明る過ぎてしまい、結局組み合わせるウインカーの明るさに合わせてその都度プログラム変更が必要になっていました。
この事から、様々な明るさのウインカーに対応させるために0%(オフ)~100%の範囲でお好みの明るさに調整可能な仕様にしました。
 
視覚的には表に出ない部分ですが、特に(3.)の1ポート最大1Aの大電流対応なのが、何気に一番の特徴かもしれません。
というのも、当工房でLED加工をご依頼頂く際の要望として一番多いのが「とにかく明るく」なのですが、明るくすると流れる電流が増えてしまい、これまでの制御素子では長時間使用時の発熱が大きくなってしまうため、以前までの機種では制御しきれなくなってしまいました。
 
自動車でこういったユニットを使用する際は、特に熱の影響を受けてしまうため、当工房で製作のLED制御ユニットで熱の影響を受けやすい製品については表記のMAX電流で使用した際も、制御素子がぬるくなる程度を限界値として、かなり余裕を持たせて設計しています。
 
今回ご紹介の「流れるウインカーリレーユニット」は、左右10ポート分でMAX10A程度電流を流せますが、MAX電流(10A)で1時間程度の連続点灯(ハザード)後も内部は殆ど発熱しません。
但し、本体サイズがこのスペックのリレー機としてはコンパクトなので、放熱対策のためケースには吸排気口を設け、内部にはヒートシンクも取り付けています。
※本体サイズ→W:95mm・D:65mm・H:20mm(スイッチ・配線部除く)
 
これにより、これまでは複数ユニットで制御していたケース(ヘッドライト・ドアミラー・テールランなど)でも本機1台で制御する事が可能になりました。
 
因みに、新機種の製作に当たり、当初は製作作業の簡素化を図るためにプリント基板を使用する計画でしたが、このサイズで10Aもの電流を流すとなると、普通のプリント基板では難しいという回答があったため、製作の手間は非常に掛かりますが、ユニバーサル基板(日本製)を使用し大電流を流しきれる制御基板を製作する事にしました。
ただ、プリント基板を使用すれば、(作業時間の大幅な短縮=安価に提供)が可能になりますので、電流の問題が可決出来そうであれば、今後検討したいと思います。
 
当リレー機は、オンラインショップにて販売中ですので、興味のある方は是非ご利用下さい。


posted by *いんすぱ工房* at 19:46LED

屋外での撮影

後日、屋外で撮影してみました。
 
イメージ 1
 
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日中でこの程度の明るさを確保出来れば十分ではないでしょうか。
 
イメージ 3もちろんウインカーの視認性についても全く問題ありません。
 
次回は流れるウインカーリレー機についてご紹介いたします。
 
posted by *いんすぱ工房* at 00:52LED

純正を生かして

本日は、200系クラウンアスリートのヘッドライト加工についてのご紹介です。
 
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こちらは去年11月末位から加工を開始しましたが、部品の入荷遅れなどもあり、引き渡しが非常に遅くなってしまいました。(K様 長らくお待ち頂きありがとうございました。)
 
ただ、時間は掛かりましたが、空き時間で加工の細かい部分について色々な方法で検証しながら製作することが出来た為、初めての加工車種にしては良い品が作れました。(^^)
 
今回、お客様からの要望としてはメインが縦ラインポジション2本(長・短)を「ムラの無い面発光」&「明るく」、また、ウインカー部分は「くの字型の流れるウインカー仕様」と言うことでしたが、特にポジション部分は予想以上に大変でした。(^^;)
 
まずは、どの角度から見ても同じく見えるようにポジションレンズの表面を下の画像の様に加工しました。
(純正は側面がすりガラス調になっていて正面部分が透明になっています。)
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正面部分も側面部分と同じ状態にする事でよりムラ無く光って見えます。
 
次は、光源の製作となります。
良く見られるのはこのレンズの裏にLEDを仕込む方法になりますが、LEDを敷き詰めてもそのままではLEDの粒々感がどうしても出てしまいます。
その対策のひとつとして乳白色タイプのアクリルパネルを使用すると言う手があるのですが、純正ユニットのままではLED基板とパネルの距離が上下同じく取れないため、結果ムラが出てしまいます。
よって、裏側に新規に枠を製作しそこへLED基板を配置する事で上から下まで明るさが均一になる様に製作しました。
 
LEDユニットについては、ポジション光が裏側に漏れたり、逆にヘッドライト点灯光がユニット内部に入り込まない様にしっかりと遮光する必要があったため、この部分は一番時間が掛かりました。
 
そして、いきなりですが完成品の取り付け画像がコチラです。↓↓
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↓純正
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↓加工品
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アクリルを使用する事で純正と異なる雰囲気になります。
 
そして、↓が純正(電球)との点灯比較になります。
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純正ポジションと比較しても発光面積が大きくなり、非常に明るくなりました。
 
ムラについては通常の撮影では分かり難いので、限界まで露出を抑えて撮影しました。
下の画像の通りLEDの粒々感は一切ありません。
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今回、とにかく明るくとの事だったので、パワーLEDを使用しての製作でしたが、外側のポジションユニットはロービームプロジェクターの側にLED基板が設置されており、発熱の影響が懸念されましたので「減光ユニット IKGU-03」の簡易版(↓画像上の)を製作しACCオンに連動で減光点灯させ発熱の影響を最小限に抑える様にしました。
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上記の設定ではエンジンオン時の明るさとエンジンオフ時の明るさが同じになりますが、お客様の方で問題無いとの事でしたので、この明るさで決定しました。
 
posted by *いんすぱ工房* at 14:17LED