ある日の夜、N-BOXカスタム(JF4)に乗っていて気になった事が,,,
信号待ちなどでアイドリングストップして、再始動する際にライトが点滅している事に気付き、確認してみるとフォグランプが点滅しています。
エンジン始動時、セルモーターを動作させると大電流が流れるため、電圧が大きく降下して灯火類が点滅動作してしまうわけですが、ヘッドライトが点滅せずにフォグランプのみ点滅しているため非常に気になります。
アイドリングストップ搭載車ではない従来の車についても、ヘッドライトなどを点灯させた状態でエンジンを始動すればもれなくそうなる訳ですが、信号待ちでエンジンを再始動する度に点滅するのはどうも我慢出来ませんでした。
当初は「アイドリングストップキャンセラー(ポジション点灯時のみ動作する仕様)を製作し取り付ければいいかな?」程度に考えていましたが、他の機能に影響を与えずどうにか出来ないか?という、謎のこだわり(笑)から、別な方法を模索する事になりました。
アイドリングストップ車は基本的にエンジン始動時のバッテリー電圧降下対策として、電装品の電源にはDCコンバーターが使用されており、重要回路は電圧降下の影響を受けずに使用可能になっています。
ただ、ヘッドライトやフォグランプなどにはそういった回路が入っていないケースも多く、今回の車両もそれに該当します。(同車のヘッドライトについては、この影響を受けないLED回路構成になっているため点滅しない様です。)
フォグランプはヘッドライトとLED回路の構成が異なるため、点滅してしまっているのかと思われます。
なぜそういう仕様にしたのかは正直??ですが、何らかの理由があるのでしょうね。
前書きが長くなってしまいましたが、試行錯誤の末に取り敢えず上記問題を解消するユニットの試作機が完成しました。